「凡人起業」を読んでみて
「作りたいものを作るよりも、時代に乗ることのが大切だ」
やりたいことをやって成功するのは理想かもしれないけど、それってかなり難しいですよね。今世の中が何を欲しているのか。それを見極めるために情報収集をしていく。当たり前かもしれないですがそれって大事なことですよね。
今存在している大企業と呼ばれる会社って結構創業時は今と全然違うことをやってたりすると思います。それって、時代のニーズに対応した製品とかを作っていたのではないかなと。そして、そのニーズがなくなったのにも関わらずその製品に固執していると取り残されて倒産していく。
やりたいことをやる。素晴らしいこだと思います。それが時代のニーズにあっていれば成功するでしょう。でもそんなに世の中って甘くはないですよね。やりたいことをやるにも金は必要。そのためには時代が求めているものを提供することが第一歩なんだと思います。
「毎日できるレベルの低いことをする」
フェイスブックやツイッター、ブログなんかは結構やってる人は多けど、ビジネスとは関係のない「美味しいラーメン屋行きました」とか、「ネズミの国に行きました」とか日常的なことを書いている人ばかりだと思います。
しかし、このSNSって本当にビジネスやるには必要不可欠なんだなって思いました。自分も薄々は感じていました。自分がある程度専門的なことを記載すると、それに関係する人たちが不思議と集まってくる。昔じゃ考えられないけど今はこれが当たり前なんですね。そういう意味でこの本ではSNSを仕事場だと思うようにしてこうと書かれています。
毎日SNSを更新する確かにレベルは低いけどこれって案外深いことだなって思いました。今までなんとなく更新していたものをしっかり調査して、自分なりに考えて投稿するわけですから。時間もかかります。でも、自分にとってはメリットしかないですよね。
《メリット》
・調査をするから知識が増える
・調査したことを自分の文章に直すため知識が定着しやすい
・発信することで反論だったり間違えを指摘してもらえるため勉強になる
などなど
《終わりに》
起業するってすごく難しいってずっと思っていました。おそらくネットのなかった昔は難しかったのだと思います。でも、今はインターネットという便利なツールがあるわけでこれを利用しないわけには行かないと思います。
僕が大学院に入った2010年ごろに流行っていたのはニコニコ生放送でした。今では完全に落ち目ですが当時は放送するのに待ち時間があるくらい人気がありまし。僕もやりたいと思い始めたのですが、こんな何にもない僕にも数は少ないのですがファンみたいな存在ができたのです。当時はあまり意識していませんでしたがこれってすごいことだと思います。僕なんて何にも取り柄のない男に興味を持っていただけるんですから。
今はYouTubeがメインだと思うのですが、これを始めるのって勇気入りますよね。でも、勇気を持って始めれば絶対ファンはできると思います。一生懸命頑張って情報を発信していれば。凡人はレベルの低いことを継続するべき!凡人の僕ってスーパーマンになろうとして難しいことをやろうとしちゃうんですよね。でもそれは違くて、今の自分が努力した結果を発信すればいい。そうこの本が教えてくれました。