資格業は先生なんてものではない!
タイトルのまんまです。
私も、20代前半まではずっと弁護士になるという夢を見ていたわけなのですが、それって「先生」って呼ばれたいって気持ちがどこかにあったんだと思います。約10年たってそれは間違いだったってことに気付かされます。
「司法書士などの士業はサービス業」
これって本当に大事な視点だと思います。確かに、いっぱい勉強して辛い思いをしながら取得した資格ですから、本人としては「先生」と呼ばれたいだろうし、そう呼ぶお客様が多いのはわかっています。しかし、あくまで資格って飲食店の食品衛生管理者の許可と大して変わらないと思います。そのサービスを提供するための参入障壁でしかない。中身は普通のサービス業!!
「先生と呼ばれたくない」
僕は仮に行政書士や司法書士で開業することになったとしても「先生」とは呼ばれたくありません。だって、ただの法的なサービスを提供しているだけの人ですもん。お客様から言われるのは仕方ないというか、「先生と呼ばないでください!」とかいうのも変ですし直接お願いすることはないと思いますが・・・
もっとバーとかカフェとかのマスターみたいな感じを出したい。そう言う感じの士業を目指したいと思うわけです。
「ただの代書屋にはなりたくない」
司法書士とか行政書士って登記や許認可をやればそれで任務完了ってことになることが多いと思うのですが、それだと何か足りないと言うか、「おもてなし」の精神が足りないと言うか(笑
お客様が求めていることはなんなんだろうと。もっと積極的に関わって行きたいと。これって法律の勉強だけではわからないとこですし、実際そこまで求められていないことも多いかもなのですが、僕的にはそこまでやりたい。